施工工程のご紹介

大規模修繕工事が始まると、生活の場の日常風景ががらりと変わります。
工事の内容(項目)ごとに、現場で実際に行っていることをご紹介します。

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01

仮設工事

現場職員が打合せ等を行う仮設事務所、作業員の休憩所やトイレなどを設置します。立地条件によっては、集会室を借用したり、近隣に借室をしたりします。安全に工事を運営するために、管理組合様とご協議の上、工事中の作業で必要な設備を設けます。

  • 共通仮設工事

    共通仮設工事

    現場職員が打合せ等を行う仮設事務所を設置します。同時に作業員の休憩所やトイレなども設置します。安全に工事を運営するために、バリケードなどの資材や、保安要員の配置も含まれます。また、作業員の動線となる部分(エントランス・エレベーターなど)は、汚損を防ぐために床の養生などを行います。

  • 直接仮設工事

    直接仮設工事

    外壁工事の作業に必要な足場を組み立てます。その際、塗料やコンクリート・タイル片の飛散を防ぐためにメッシュシートで覆い、安全な作業を行います。高層のマンションなどでは、ゴンドラ足場を用いる場合もあります。

02

下地補修工事

コンクリートの壁や軒天井に発生した損傷部(ひび割れ・鉄筋の露出・欠損等)を性状に適した方法で補修を行います。

  • 調査マーキング

    調査マーキング

    補修に先立ち、全面の調査(打診等)を行い、不良個所の判別を行います。

  • ひび割れの補修

    ひび割れの補修

    0.3mm未満:ポリマーセメント系フィラーの擦り込みを行います。0.3mm以上:ダイレクトシール工法による弾性エポキシ樹脂の注入・エポキシ樹脂低圧注入工法・Uカットシール工法など、状況に適した方法を選択して処理します。

  • 鉄筋爆裂の補修

    鉄筋爆裂の補修

    露筋部分のコンクリート脆弱部を斫り出し、鉄筋の錆を除去後防錆材で処理し、ポリマーセメントモルタルで埋め戻します。

  • 欠損の補修

    欠損の補修

    コンクリートの脆弱部を撤去し、中性化防止剤を塗布し、ポリマーセメントモルタルを充填し、埋め戻します。

03

タイル工事

共同住宅の外壁は、近年タイル貼が主流です。タイルも経年で劣化が起き、ひび割れ・亀裂、浮きなどの原因で剥落につながることもあります。詳しく調査を行い適切な処理が必要です。タイルの損傷は、外力による動き・熱による動き等で起きますが、誘発目地廻りの処理など改修時に改善することが重要なことです。

  • ひび割れ・亀裂の補修

    ひび割れ・亀裂の補修

    貼替え対象タイル周囲の目地に沿ってカッターを入れ、タイルを斫り取ります。下地を調整し、新規タイルを貼り込んだ後、目地詰め・清掃を行います。

  • 欠損の補修

    欠損の補修

    欠損した部分のタイルを斫り取り、下地を調整したうえで新規タイルを貼り込みます。目地詰め・清掃を行い仕上げます。

  • 浮きの補修

    浮きの補修

    浮きの程度に応じて、タイルを貼り替える方法と、エポキシ樹脂を注入して浮いたタイルを固定する方法があります。周辺タイルへの影響に注意しながら施工します。

04

外壁洗浄工事

外壁塗装工事の前に、外壁の塗装面の汚れを落とします。また、水洗いの適さない部位についてはエアーブローなどで水が入らないように施工します。タイル面も高圧洗浄で、汚れを落とします。汚れのひどい個所については薬液を併用して汚れを落とします。現状の状況を判断し、水圧などを設定し、施工を行います。

05

内外壁塗装工事

下地補修終了後に、外壁の塗装を行います。現在使われている塗料と改修の仕様材料との関係や耐候性の関係を考慮し、材料を選定し、施工を行います。色彩計画も重要な要素であり、カラーシミュレーション・見本板の作製などを行い、居住者様の納得のいける色調をご提案します。チョーキング・塗膜の剥離など、材料の劣化状況を確認し、付着力試験なども行い適切な材料を選定します。

  • 軒天塗装

    軒天塗装

    軒天は施工前の状態を確認したうえで、下塗り・上塗りと重ねて塗装し、美観と防水性を回復します。

  • 外壁塗装

    外壁塗装

    下地調整後、下塗り・中塗り・上塗りと工程を重ね、耐候性と美観に優れた塗膜を形成します。

06

鉄部塗装工事

金属製の製品は、共同住宅には数多く使われています。鉄の用いられている部分は傷みも早く、改修サイクルも5年程度と短いものですが、念入りに補修を行わなければ寿命も早く尽き、修繕費用にも影響が出ます。経年より塗膜の劣化が進みチョーキング(粉化現象)が起き、さらに錆が発生します。塗装の前に下地の処理を十分に行ってから塗装を行います。

  • 劣化症状

    劣化症状

    経年で塗膜が劣化するとチョーキング(粉化現象)が発生し、手すりなどの鉄部では腐食が進行します。

  • 塗装工程

    塗装工程

    ディスクサンダーやサンドペーパーで入念にケレンを行った後、下塗り(錆止め)・中塗り・上塗りの順に塗装します。

07

防水工事

防水工事は建物の屋根・屋上やルーフバルコニーなどに施工されています。下階にお住まいのある部分の防水は、居住者様の生活に密接にかかわります。防水は10年から25年の耐用年数がありますが、漏水が起きてから直すのではなく、起きないようしっかりとした計画が必要です。現状使用されている防水の状況と納まりから、適した工法を選択し提案を行います。

  • 屋根・屋上、ルーフバルコニー

    屋根・屋上、ルーフバルコニー

    既存防水の撤去後、プライマーを塗布しアスファルトルーフィングを重ね張りしてトップコートで仕上げます。建物や既存防水の状態により、下地活性剤塗布による工法やウレタン塗膜防水など、適した工法を選択します。

  • 廊下・ベランダ・階段

    廊下・ベランダ・階段

    清掃・プライマー塗布後、ウレタンを2回塗り重ねトップコートで仕上げます。ウレタン塗膜防水と長尺塩ビシートを組み合わせる複合工法を用いる場合もあります。

08

シーリング工事

水の侵入し易いところに施されているシーリング材の打替えを行う工事です。窓廻りやコンクリートの目地部分に充填してあるシーリング材の撤去・打ち替えを行います。

  • 打継部

    打継部

    コンクリートの打継部に充填されたシーリング材を撤去し、新しいシーリング材に打ち替えます。

  • 窓廻り

    窓廻り

    窓サッシ廻りのシーリング材を撤去し、新しいシーリング材で打ち替えることで水密性を回復します。

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